谷川馬蹄形縦走
6/1.2
平日休みを頂き、向かうは谷川馬蹄形。
谷川岳は大好きな山の一つ。山容も家からの距離もナイス。
今回は日帰りする体力はないと判断し一泊二日で行程を組んだ。
電車で土合駅へアクセスしスタート。
すぐさま土合駅名物のながーーーーい階段が立ちはだかる。
今回はいつもの登山装備に加えて食事、シュラフ、水3lがあるため思うように足が進まない。
スタートから暗雲が立ち込める。
駅で登山届を提出し白髪門へ。
直登であり急登である。10分で標高を100mずつあげながら進む。ザックが重い。肩が痛い。
重量を落とすために水を飲みまくる。
左手に谷川岳が見えて来ると疲れも少しはマシになる。
そしてコースタイム通りに白髪門へ到着。
高山植物も豊富だ。
白髪門の次は笠ヶ岳へ。
下って上っての繰り返し。
森林限界の稜線に降り注ぐ日光も相まって体力はすでに限界。
景色は永遠に美しい。
朝日岳まで来ると後はひたすら清水峠に向かってくだる。
その稜線からは左手に谷川連峰、右手に新潟の名だたる山々を見ることができる。なんて贅沢だ。
なんて思うのが普通だろうが、とにかく疲れている。白髪門あたりで引き返せば良かったとさえ思っていた。
とにかく早く避難小屋に着きたいの一心で無心で下りる。
周りにはもう誰もいない。馬蹄形が自分一人のものになったかのような感覚を覚え、にんまり。
そして避難小屋へ到着。
日は沈みつつあった。
避難小屋に入り、カップ麺をずるずる。
シュラフに入り19時には就寝
夜中に二、三度目が覚めては寝てを繰り返し朝4時、二日目スタート。
1日目とは打って変わり、ガスガス。
まずは水を確保すべく水場へ。
半ズボンでの藪漕ぎ。
朝露がしたたる藪。
気分は最悪だ。
そして水場へ到着。
・・・・あれ。
雪渓の中のようだ、、、
引き返して違う水場へ。
・・・・・あれ。
雪渓の中のようだ。
今ある水は300ml。
今日の行程は8時間。
不安が脳裏をよぎる。
でも行くしかない。
ガスのおかげで体中がびしょびしょ。
日光もないし、水もない。
とばせる。
半分走りながら七ツ石→武能岳へ。
水は残り200ml
次は茂倉岳。
登り返し400m
きつすぎる、、、、
でも雲海綺麗、、、
茂倉岳到着。
あとは一ノ倉→谷川岳まで1時間ぐらい。
肩の小屋で水を買えると踏んで、ここで水を飲みきる。
生き返る。
さらに歩を進め肩の小屋へ。
ただいま外出しております。。。
な、ん、だ、と。
へこたれながら下山開始。
無理すぎて雪を溶かして飲む。
靴擦れもしてるし足の指には水膨れができている。
ゆっくりゆっくり下山。
すれ違う人にロープウェイが動いているかヒヤリング。
どうやら動いてるようだ。
えもいわれぬ安堵感。
そして約1時間後天神平到着。
すぐさま自販機で大好きドクターペッパーを購入しロープウェイへ。
貸切の中ドクペを飲みながらゆうゆう下山。
なんともまぁ、大変な山行でした。
達成感も疲労感も満足感も大きかったです。
この先2年は同じことしないと思います笑
だいぶブログサボってたので久々の更新でした!!