れいの登山日記

山行の記録をメインに山に関するお話を書いています

【磐梯山】梅雨前ラストの登山

2021.6.12

 

ついに梅雨前線が重い腰をあげ、関東に向かってくるとの情報を入手し、登山を決行。

 

比較的天気の良さそうな東北の磐梯山へ。

実は実家から1時間の山。

 

そこに東京から4時間弱かけて行くというのは少し損した気分になる。

 

しかもレンタカーを借りて。

 

車往復7時間、登山コースタイム6.5時間

無駄な時間が一切なくとも合計13.5時間

 

レンタカーは12時間で借りている。

 

この計画を立てた友人を疑問視しながら登りはじめた。

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スキー場からのスタート、冬場はスキーヤーやボーダーで賑わう。

なかなかの急勾配だ。

 

ただ個人的には得意分野の坂なのですいすい進む。

 

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空は霞んでいるが、薄ら猪苗代湖が眼下に広がっている。この田園+猪苗代湖の風景が幼少時代を思い出させる。毎年毎年、家族や友人と泳ぎに行ったり釣りに行ったり。

どんな綺麗な海よりも、どんな高い山よりも思い出深いところだ。

 

登山道は比較的整備されており、終始歩きやすい。花々も梅雨時期の雨を浴びようと咲きはじめていた。

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高山植物にはあまり興味がなかったが、特定の山にしか咲かない、特定の時期にしか咲かないと聞かされると見たくなるのが人の心理である。

限定品には弱くないはずなんだけどな〜

 

磐梯山にしか咲かない花がある。

その名は「バンダイクワガタ」

ここにしか咲かない花

コブクロの名曲が脳裏を過ぎる。

 

と、同時に幼少期に愛してやまなかったクワガタたちの姿も思い浮かぶ。

 

ミヤマクワガタよりノコギリクワガタが好きです。

 

ミヤマクワガタで思い出したが、小屋前にはミヤマオダマキも咲いていた。

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連想ゲームはもうやめて、バンダイクワガタに戻ります。

 

磐梯山登頂の前に赤埴山に寄る。

バンダイクワガタが群生しているらしい。

 

見つけた。

 

思っていた20倍小さい花であった。

顔を近づけると中々に可愛らしい花であった。

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撮影を終え、更にピッチを上げ山頂へと向かう。

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山頂が近づいてきた。

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絶景だなあ〜

まるで南アルプス鳳凰三山地蔵岳オベリスクみたいなのある。

そんな絶景にもあまり目を向けず山頂へ急ぐ。

そして登頂。

虫が飛び交っている。ハロウィンの時期の渋谷にいる人々かのように虫たちは大勢でブンブン飛んでいる。

人を虫に喩えているわけではなく、虫を人に喩えているので気分を害さないでね。私も一度行ったことあるし。

 

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コースタイム3.5時間を2.5で登り切れました。

帰りのコースタイムは3時間。

さぁ駆け降りよう。

基本ビビりなので危ないとこは慎重に、丁寧に足を運ぶ。

そうでないところは走る。

 

あっという間下山。

コースタイム×0.5で下山でき

結果としては6.5時間を2.5時間まくことに成功。

 

帰りは道の駅によってまったり帰ることができました。

 

実家から徒歩圏内の景色を見ながら帰る車内で少しだけ寂しい気持ちにもなりましたが、今回も大満足の山行となりました。

 

おしまい。